発送
「荷物を発送する」などのように使う「発送」という言葉。
「発送」は、音読みで「はっそう」と読みます。
「発送」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「発送」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
発送の意味
「発送」には次の意味があります。
・荷物や郵便物などを送り出すこと。（出典：デジタル大辞泉）
「発送」は、こちらから送り出すことを意味します。
反対語は「受け取り（うけとり）」や「返送（へんそう）」です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・新聞が刷り上って来たので、その発送をしなければならなかった。
（出典：織田作之助『青春の逆説』）
・山のような荷物をなんとか時間内に発送することができたんだ。
（出典：香月日輪『妖怪アパートの幽雅な日常4』）
・あの女が発送業務を完遂しようとしないのは、なにが原因なのだろう?
（出典：アン・マキャフリイ『銀の髪のローワン』）
・毎日、その日の発送状況を地球へ報告しなければなりません。
（出典：梶尾真治『百光年ハネムーン』）
・ロビーには発送されるばかりになっている荷物がたくさんあった。
（出典：マン／高橋義孝訳『トニオ・クレーゲル／ヴェニスに死す』）
類語
・搬送（はんそう）
意味：荷物などを運び送ること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・輸送（ゆそう）
意味：車・船・航空機などで人や物資を運ぶこと。（出典：デジタル大辞泉）
・出荷（しゅっか）
意味：荷を積み出すこと。特に、商品を市場に出すこと。（出典：デジタル大辞泉）
・送り出す（おくりだす）
意味：物を他の場所へ向けて送る。発送する。（出典：デジタル大辞泉）
・配送（はいそう）
意味：配達と発送。配り送ること。おくりとどけること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
