発言
「発言を許さない」などのように使う「発言」という言葉。
「発言」は、音読みで「はつげん」と読みます。
「発言」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「発言」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
発言の意味
「発言」には次の意味があります。
・言葉を出すこと。口頭で意見を述べること。また、その言葉。はつごん。(出典:デジタル大辞泉)
口に出して言葉にすることを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・われわれは今彼の発言を支持すべき立場にあることを認めざるを得ない。
(出典:ドイル/永井淳訳『失われた世界』)
・年寄と若い婦人がより多く発言するようになったことは注目されている。
(出典:宮本百合子『今日の日本の文化問題』)
・その姿を確認する前に、その声で烈は発言主が誰であるかを知っていた。
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 13 スティープルチェース編』)
・これらの現象に対して委員会のどのような発言が行われるであろうか。
(出典:宮本百合子『今日の日本の文化問題』)
・さればこそ、男たちは彼女の奴隷としての発言を求めているのであった。
(出典:レアージュ/澁澤龍彦訳『O嬢の物語』)
類語
・言う(いう)
意味:口を通して言葉として出す。(出典:デジタル大辞泉)
・話す(はなす)
意味:言葉で相手に伝える。告げる。語る。(出典:デジタル大辞泉)
・喋る(しゃべる)
意味:物を言う。話す。(出典:デジタル大辞泉)
・語る(かたる)
意味:話す。特に、まとまった内容を順序だてて話して聞かせる。(出典:デジタル大辞泉)
・述べる(のべる)
意味:考え・意見などを口に出して言う。(出典:デジタル大辞泉)