生産性
「仕事の生産性」などのように使う「生産性」という言葉。
「生産性」は、音読みで「せいさんせい」と読みます。
「生産性」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「生産性」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
生産性の意味
「生産性」には次の意味があります。
・生産過程に投入される生産要素が生産物の産出に貢献する程度。（出典：デジタル大辞泉）
わかりやすくいうと、結果や生産物を生産するために費やした労働や原材料の量に対して、どのくらいの成果が生み出されたかの程度を表します。
具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・山の花が多いということは、むしろ山自体の生産性が低いということであろうか。
（出典：田中澄江『百名山』）
・それによりますと日本の土地生産性は世界で一番高いんです。
（出典：井上ひさし『コメの話』）
・私が現場にいて陣頭指揮をとってきたからこそ、生産性も上がった。
（出典：佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で（上）』）
・南西方向には近年農業の生産性が高くなっている南西大陸。
（出典：眉村卓『不定期エスパー1』）
・七箇村あったが、土砂地であるから、あまり土地生産性は高くなかった。
（出典：野口武彦『忠臣蔵ー赤穂事件・史実の肉声』）
類語
・効率（こうりつ）
意味：使った労力に対する、得られた成果の割合。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・能率（のうりつ）
意味：一定時間内にできる仕事の割合。（出典：デジタル大辞泉）
・コストパフォーマンス
意味：支出した費用とそれによって得られたものとの割合。（出典：デジタル大辞泉）
・費用対効果（ひようたいこうか）
意味：支出した費用によって得られる成果。（出典：デジタル大辞泉）
・生産的（せいさんてき）
意味：直接、生産にかかわるさま。（出典：デジタル大辞泉）
