状況
「状況を把握する」などのように使う「状況」という言葉。
「状況」は、音読みで「じょうきょう」と読みます。
「状況」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「状況」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
状況の意味
「状況」には次の意味があります。
・移り変わる物事の、その時々のありさま。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言えば「ある場所やある場面の全体的な様子」という意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・もちろん場所の状況によっては、この数字が変動することはありえます。
(出典:ヴェルヌ/金子博訳『地底旅行』)
・あの複雑な状況は丹念に作りだされたものだったのだろうか?
(出典:アン・マキャフリイ『クリスタル・シンガー(全2巻) 2 キラシャンドラ』)
・いろいろな状況で捕虜になった、トプシダー高級将校たちの独房だった。
(出典:K.H.シェール,クラーク・ダールトン/松谷健二訳『宇宙英雄ローダン・シリーズ 7 六つの月の要塞』)
・外から伝わってくる音で、作業の内容と進行状況を知ることができる。
(出典:A・バートラム・チャンドラー『銀河辺境シリーズ(全25巻) 10 星間運輸船強奪さる』)
・形式通りの敬礼と共に、状況報告を開始した。
(出典:古橋秀之『ブラッドジャケット』)
・状況打開のためにはいちかばちかの全軍攻撃をかけるしかないと。
(出典:茅田砂胡『デルフィニア戦記 第2巻 「黄金の戦女神」』)
・日本の政治担当者の状況認識が、根本のところで間違っているからである。
(出典:)
・いちばん部下を殺さぬ方法は、戦う前に、慎重な状況判断を行うことである。
(出典:伊藤桂一『遥かなインパール』)