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沈静とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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沈静

「事態は次第に沈静化していった」などのように使う「沈静」という言葉。

「沈静」は、音読みで「ちんせい」と読みます。

「沈静」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「沈静」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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沈静の意味

「沈静」には次の意味があります。

・落ち着いて静かなこと。動かず静かになること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「沈静」とは、自然と静かになって落ち着いていくことを言います。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ゲリラとの戦闘せんとう沈静ちんせいかしていたが、停戦交渉の警備任務があったのだ。
(出典:賀東招二『フルメタル・パニック!サイドアームズ2 極北からの声』)

・マスコミに情報が出て来なくなりましたが、被害は沈静化しているのですか?
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 10 来訪者編 <中>』)

・机の前の障子しょうじにさし残る冬の日影は少なくとも清三の心を沈静させた。
(出典:田山花袋『田舎教師』)

・死を宣告される前のような、奇怪な不安と沈静とがかわがわる襲って来た。
(出典:有島武郎『クララの出家』)

・私の踵をとほしてその土のもつ深い喜びと沈静とが私の脈搏に通ふ。
(出典:中沢臨川『愛は、力は土より』)

類語

・落ち着く(おちつく)
意味:移り動いていた物事が安定した状態になる。(出典:デジタル大辞泉)

・安定(あんてい)
意味:物事が落ち着いていて、激しい変動のないこと。(出典:デジタル大辞泉)

・収束(しゅうそく)
意味:分裂・混乱していたものが、まとまって収まりがつくこと。また、収まりをつけること。(出典:デジタル大辞泉)

・鎮静(ちんせい)
意味:騒ぎや高ぶった気分などを、しずめ落ち着かせること。また、しずまり落ち着くこと。(出典:デジタル大辞泉)

・定まる(さだまる)
意味:治まる。静まる。(出典:デジタル大辞泉)

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