特筆
「特筆すべき事柄をあげる」などのように使う「特筆」という言葉。
「特筆」は、音読みで「特筆」と読みます。
「特筆」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「特筆」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
特筆の意味
「特筆」には次の意味があります。
・ 特にとりたてて書きしるすこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「特筆」とはつまり、「色々な事柄の中から特別にとりあげて書くこと」という意味です。
具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・これは戦前の日本にとっては特筆すべき文化的大事件であったと考える。
(出典:渡部昇一『新常識主義のすすめ』)
・田中が作った法律の中で特筆されるべきは道路三法と呼ばれる道路関係法だろう。
(出典:水木楊『田中角栄 その巨善と巨悪』)
・特筆するほど疾いわけでもないし、力に満ち溢れているということもない。
(出典:枯野瑛『銀月のソルトレージュ2 金狼の住処』)
・西暦二一九二年は、後になって、国際関係学上、特筆される年となった。
(出典:田中芳樹『七都市物語-(「扉」最適化)』)
・それを特筆するムアアを思うと、そぞろに東西の差を感ぜざるを得ない。
(出典:芥川龍之介『或阿呆の一生・侏儒の言葉』)
類語
・特記(とっき)
意味:重要な事柄として、特別に書き記すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・就中(なかんずく)
意味:その中でも。とりわけ。(出典:デジタル大辞泉)
・各段(かくだん)
意味:段階や程度が、標準を超えてはなはだしいこと。普通の物事や場合と非常に違うさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・殊更(ことさら)
意味:格別であること。とりわけはなはだしいさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・殊に(ことに)
意味:とりわけ。(出典:デジタル大辞泉)