照会
「分からないことがあったので照会した」などのように使う「照会」という言葉。
「照会」は、音読みで「しょうかい」と読みます。
「照会」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「照会」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
照会の意味
「照会」には次の意味があります。
・問い合わせて確かめること。(出典:デジタル大辞泉)
「照会」をわかりやすく言うと「分からないことなどがあった時に、問い合わせること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・横浜の警察に照会したが、六年前そういう事件があったことは間違いない。
(出典:高木彬光『姿なき女』)
・一瞬で過去のデータを照会し、いつどこで見た人物かを確認する。
(出典:森博嗣『四季 4 冬』)
・コンピュータの端末からデータを引き出し、ひとつずつ照会していった。
(出典:高千穂遙『クラッシャージョウ・シリーズ(全13巻) 11 〔映画版〕虹色の地獄』)
・動物管理センターや清掃課に照会をつづけているが該当する猫は現われない。
(出典:森村誠一『悪魔の圏内(テリトリー)』)
・こちらも家族や知人からの照会がなければ把握のしようがありませんからね。
(出典:高橋克彦『春信殺人事件』)
類語
・参照(さんしょう)
意味:照らし合わせて、参考にすること。参看。(出典:デジタル大辞泉)
・参考(さんこう)
意味:何かをしようとするときに、他人の意見や他の事例・資料などを引き合わせてみて、自分の考えを決める手がかりにすること。また、そのための材料。(出典:デジタル大辞泉)
・参看(さんかん)
意味:物事を、他の物事とてらし合わせて見くらべること。参照。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・参酌(さんしゃく)
意味:他のものを参考にして長所を取り入れること。斟酌。(出典:デジタル大辞泉)
・リファレンス
意味:参照。照会。照合。(出典:デジタル大辞泉)