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手応えとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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手応え

「確かな手応えを得る」などのように使う「手応え」という言葉。

「手応え」は、訓読みで「てごたえ」と読みます。

「手応え」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「手応え」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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手応えの意味

「手応え」には次の二つの意味があります。

1 打ったり突いたりしたときなどに手にかえってくる感じ。
2 こちらの働きかけに対する好ましい、あるいは確かな反応。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

手応えの意味①「打ったり突いたりしたときなどに手にかえってくる感じ。」

「手応え」の一つ目の意味は「打ったり突いたりしたときなどに手にかえってくる感じ。」です。

この意味では、物理的に手に伝わる感触を表します。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・骨に当たるばかりで、肉を刺すという手応えはあまり感じられなかった。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 5 目明し編』)

・男の懐に手を入れたが、財布の手応えは無かった。
(出典:松本清張『無宿人別帳』)

手応えのないハンドルを操りながらぼくは生まれてはじめて神に祈った。
(出典:高橋克彦『私の骨』)

・土の手応えから、その地点が一度掘り返された跡であることは明らかであった。
(出典:森村誠一『山の屍』)

手応えひとつ感じさせぬはずの空間の穴をめがけて、彼は切り下ろした。
(出典:菊地秀行『吸血鬼ハンター11c D-ダーク・ロード3』)

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手応えの意味②「こちらの働きかけに対する好ましい、あるいは確かな反応。」

「手応え」の二つ目の意味は「こちらの働きかけに対する好ましい、あるいは確かな反応。」です。

人や物事に働きかけた結果として感じる反応を意味します。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・張りのあった頃の自分は、毎日にもっと手応えを感じていたはずだ。
(出典:半村良『軍靴の響き』)

・豊かになったことを確かな手応えとして実感することができたほどです。
(出典:岩月謙司『女は男のどこを見ているか』)

・だから終わりの手応えがちっとも感じられないんだと、わたしは思った。
(出典:入間人間『電波女と青春男 第4巻』)

・意識は手応えのない闇に触れるばかりだった。
(出典:菊地秀行『吸血鬼ハンター別巻1 D-昏い夜想曲』)

・研究者たちは、この結果に手応えを得たらしい。
(出典:苑崎透『トップをねらえ! ネクストジェネレーション』)

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