洗顔
「洗顔フォーム」などのように使う「洗顔」という言葉。
「洗顔」は、音読みで「せんがん」と読みます。
「洗顔」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「洗顔」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
洗顔の意味
「洗顔」には次の意味があります。
・顔を洗うこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
漢字の通り「顔を洗うこと」という意味です。
「洗顔フォーム」で「洗顔のための石鹸」という意味になります。
「フォーム(foam)」は「泡沫」を意味する英単語です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・長坂はこの新兵期間中、一週間に一度くらい洗顔をしたいと思っていた。
(出典:辺見じゅん『完本 男たちの大和(上)』)
・眠っていた乗客がぼつぼつ眼を醒まして洗顔に立ったりした。
(出典:松本清張『球形の荒野 新装版(上)』)
・連れていって自分もまだ洗顔を済ませていないことに気がついた。
(出典:壇一雄『リツ子 その愛・その死』)
・そうしてる内に、洗顔で濡れていた顔はすっかり乾いてしまった。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 2 綿流し編』)
・そこで用便と洗顔をすませると、俊夫は廊下へ出て、電話室へはいった。
(出典:広瀬正『マイナス・ゼロ』)
類語
・洗面(せんめん)
意味:顔を洗うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・手水(ちょうず)
意味:手や顔などを水で洗うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・洗髪(せんぱつ)
意味:髪を洗うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・クレンジング
意味:化粧を落とすこと。(出典:デジタル大辞泉)
・洗滌(せんでき)
意味:洗いそそぐこと。洗い清めること。(出典:精選版 日本国語大辞典)