洗剤
「洗剤を使う」などのように使う「洗剤」という言葉。
「洗剤」は、音読みで「せんざい」と読みます。
「洗剤」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「洗剤」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
洗剤の意味
「洗剤」には次の意味があります。
・洗浄作用をもつ、石鹸や合成洗剤などの表面活性剤の総称。(出典:デジタル大辞泉)
洗濯などを行う際に添加して、洗浄効果を上げるために用いる物質です。
洗浄剤(せんじょうざい)とも言います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ついでに切れそうになっていたトイレットペーパーと洗剤も手にする。
(出典:唯川恵『不運な女神』)
・彼女らの籠のなかには、サービス品の洗剤が入っているだけだった。
(出典:阿部牧郎『ビル街の裸族』)
・合衆国で水道汚染を専門に研究している人たちには、洗剤が悩みの種だ。
(出典:カーソン/青樹簗一訳『沈黙の春』)
・洗剤らしいものが強く鼻について、死そのもののにおいを連想させた。
(出典:カー/宇野利泰訳『皇帝の嗅ぎ煙草入れ』)
・どこそこの靴下は安いわりに丈夫だとか、どこの洗剤がよく落ちるとか。
(出典:久美沙織『小説版MOTHER1』)
類語
・石鹸(せっけん)
意味: 高級脂肪酸の金属塩の総称。樹脂酸・ナフテン酸の塩類も含めていう。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・シャンプー
意味:洗髪剤。液状のものが多く、他にクリーム状・粉末・固形などもある。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・逆性石鹸(ぎゃくせいせっけん)
意味:高級アルキル第四級アンモニウム。普通の石鹸が陰イオン活性であるのに対してこれは陽イオン活性である。陽性石鹸。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・柔軟剤(じゅうなんざい)
意味:毛髪や繊維製品にしなやかな感触を与えるために用いられる薬剤。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))
・クリーナー
意味: 汚れを落とすのに用いる液体あるいは練り物。(出典:精選版 日本国語大辞典)