注力
「苦手分野の勉強に注力する」などのように使う「注力」という言葉。
「注力」は、音読みで「ちゅうりょく」と読みます。
「注力」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「注力」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
注力の意味
「注力」には次の意味があります。
・ある事に力を入れること。力を尽くすこと。（出典：デジタル大辞泉）
「注力」をわかりやすくいうと、力を入れて取り組むという意味になります。何かにたいして全力で努力するということをあらわす言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・二人とも、まずは相手の刀を落とすことに注力する。
（出典：舞阪洸『サムライガード』）
・会社の経営だけに注力し、社長職を退いた今も、海外資本との提携を調整するためにまったく家に帰らない日々が続いている。
（出典：九里史生『SAO-Web-外伝4 絶剣』）
・。学校側の力の入れようには、スポーツ名門校が伝統的な全国競技に注力する度合いを上回るかもしれない。
（出典：佐島勤『魔法科高校の劣等生 1 入学編 <上>』）
・そして残りふたりの命を救うことに注力した。
（出典：橋本紡『半分の月がのぼる空8』）
・例の同一世界観の別作品ですが、DxDに注力しすぎてなかなか進みませんでした。
（出典：石踏一榮『ハイスクールD×D 11 進級試験とウロボロス + 』）
類語
・狂奔（きょうほん）
意味：ある事に夢中になって、あれこれと動きまわり努力すること。熱中して奔走すること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・尽力（じんりょく）
意味：ある目的の実現のために、力を尽くすこと。（出典：デジタル大辞泉）
・力を入れる（ちからをいれる）
意味：力を込めてする。一所懸命になってする。熱心に努力する。骨をおる。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・努力（どりょく）
意味：ある目的のために力を尽くして励むこと。（出典：デジタル大辞泉）
・奔走（ほんそう）
意味：忙しく走り回ること。物事が順調に運ぶようにあちこちかけまわって努力すること。（出典：デジタル大辞泉）
