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波長とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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波長

「波長が合う」などのように使う「波長」という言葉。

「波長」は、音読みで「はちょう」と読みます。

「波長」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「波長」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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波長の意味

「波長」には次の二つの意味があります。

1 電磁波や音波などの波動で、波の山から次の山、または谷から次の谷までの水平距離
2 互いの気持ちや意思などの通じぐあい。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

波長の意味①「電磁波や音波などの波動で、波の山から次の山、または谷から次の谷までの水平距離」

「波長」の一つ目の意味は「電磁波や音波などの波動で、波の山から次の山、または谷から次の谷までの水平距離」です。

物理的な意味合いとなります。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・使った波長は五メートルまでのあらゆるチャンネルが同時に使用された。
(出典:E・E・スミス/川口正吉訳『ヴァレロンのスカイラーク』)

・これは距離が遠くなってゆくにつれて音の波長が長くなってゆくことを示している。
(出典:光瀬龍『たそがれに還る』)

・ぼくたちは目に見える光の波長帯だけに震動するスクリーンを作ったんだ。
(出典:ハインライン『デリラと宇宙野郎たち』)

・二〇三メートルの波長のところで、聴取者たちは新しい放送局を発見した。
(出典:チャペック/樹下節訳『山椒魚戦争』)

・そもそも呪力の反応がまったくないんで、波長分析スペクトルぶんせきも何もできずじまい。
(出典:三田誠『レンタルマギカ 第2巻 魔法使いVS錬金術師!』)

波長の意味②「互いの気持ちや意思などの通じぐあい。」

「波長」の二つ目の意味は「互いの気持ちや意思などの通じぐあい。」です。

心理的な意味合いとなります。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・にもかかわらず、あの男とは、何か波長が合うものを感じてしまった。
(出典:今邑彩『暗黒祭(「蛇神」シリーズ最終巻)』)

・そして、なんだか波長の合う友達づき合いが始まったというわけである。
(出典:清水義範『いい奴じゃん』)

・二人は、はじめて二人きりで会ったときから精神的な波長がぴったりだった。
(出典:姫野カオルコ『ほんとに「いい」と思ってる?』)

・性が違えば、考える方法や考えの波長も違っているのかもしれぬ、と。
(出典:秋山駿『人生の検証』)

・自分の価値観の振り幅が狭ければ、自分と波長が合うものも少なくなる。
(出典:齋藤孝『「できる人」はどこがちがうのか』)

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