求人
「求人を募集する」などのように使う「求人」という言葉。
「求人」は、音読みで「きゅうじん」と読みます。
「求人」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「求人」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
求人の意味
「求人」には次の意味があります。
・会社や工場などで必要とする働き手を探し求めること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
わかりやすく言うと、会社などが仕事をしてくれる人を募集することです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・どこの会社も雇ってくれないような、余ってる人しか求人で来ないんですよ。
(出典:金益見『ラブホテル進化論』)
・「今は求人はしておりませんが」 と、受付の女性は冷たく言い放った。
(出典:赤川次郎『忘れられた花嫁』)
・なにしろ十日ごとに求人募集しているような、人の居つかない会社なんですから。
(出典:小林道雄『翔べ! はぐれ鳥』)
・そのことを進路指導の教師に相談すると、教師は男性用の求人をすぐにとってきてくれた。
(出典:稲泉連『僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由』)
・翻訳の求人を見るたびに応募してみるのだが、「経験がない」と断られ続けた。
(出典:沖藤典子『転勤族の妻たち』)
類語
・募集(ぼしゅう)
意味:ひろく一般に知らせて、必要な人や品などをつのること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・応募(おうぼ)
意味:募集に応じること。(出典:デジタル大辞泉)
・公募(こうぼ)
意味: 広く一般から募集すること。(出典: デジタル大辞泉 )
・急募(きゅうぼ)
意味:いそいで募集すること。(出典: 精選版 日本国語大辞典)
・徴募(ちょうぼ)
意味:特に、兵を募集・徴集すること。(出典: デジタル大辞泉 )