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武者震いとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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武者震い

「武者震いがする」などのように使う「武者震い」という言葉。

「武者震い」は、「武者」が音読み、「震い」が訓読みで「むしゃぶるい」と読みます。

「武者震い」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「武者震い」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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武者震いの意味

「武者震い」には次の意味があります。

戦いや重大な場面に臨んで、興奮のためにからだが震えること。(出典:デジタル大辞泉)

重要な場面などから興奮をして体が小刻みに震える様子を意味します。
恐怖や不安による体の震えの意味とは違い、心が勇み立つことで起きる震えのことです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・一瞬そう感じたが、武者震いに違いないと思って気にも掛けなかった。
(出典:横山秀夫『クライマーズ・ハイ』)

・そのことを耳にしただけで、身体全体を武者震いのようなものが駆け上がった。
(出典:宮部みゆき『模倣犯-上』)

・そのたびに全身にゆっくりと活力がみなぎり、武者震いが生まれてきた
(出典:つかこうへい『つか版・忠臣蔵』)

・私はお酒を愛していますから、背中の緋鯉を揺らして武者震いしました。
(出典:森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』)

・いや、本人たちが武者震いと言っているだけで、事実は恐怖からの震えが強い。
(出典:大藪春彦『黒豹の鎮魂歌 第二部』)

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類語

高揚(こうよう)
意味:精神や気分などが高まること。また、高めること。(出典:デジタル大辞泉)

ハイテンション
意味:感情の高ぶった状態。また、緊張感の強い状態。(出典:デジタル大辞泉)

興奮(こうふん)
意味:刺激を受けて感情がたかぶること。また、その感情のたかぶり。(出典:精選版 日本国語大辞典)

身震い(みぶるい)
意味:からだを振り動かすこと。(出典:デジタル大辞泉)

戦慄(せんりつ)
意味:恐ろしくてからだが震えること。(出典:デジタル大辞泉)

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