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束縛とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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束縛

「自由を束縛する」などのように使う「束縛」という言葉。

「束縛」は、音読みで「そくばく」と読みます。

「束縛」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「束縛」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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束縛の意味

「束縛」には次の二つの意味があります。

1 まとめてしばること。しばり捕らえること。
制限を加えて行動の自由を奪うこと。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

束縛の意味①「まとめてしばること。しばり捕らえること。」

「束縛」の一つ目の意味は「まとめてしばること。しばり捕らえること。」です。

物理的、肉体的に縛り、自由が効かなくなる事をいいます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ディンを束縛する鎖もすでになく、ただ地面に倒れている姿が露になる。
(出典:雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス4 コンフィデンシャル・コール』)

・女の身体を束縛したまま、フランソワはゆっくり床に崩れていった。
(出典:佐藤賢一『王妃の離婚』)

・ぞわぞわと音を出すように、アルクェイドの体と言う体を束縛していく。
(出典:奈須きのこ『歌月十夜 20 夢姫』)

・これは安全のための措置であって、行動を束縛するためのものではない。
(出典:ロッデンベリイ『スター・トレック2/カーンの逆襲』)

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類語

制限(せいげん)
意味:物事にある限界を設けること。また、その限界。(出典:デジタル大辞泉)

限定(げんてい)
意味:物事の範囲や数量を限ること。(出典:デジタル大辞泉)

拘束(こうそく)
意味:犯人や被告などの行動・自由を制限すること。(出典:デジタル大辞泉)

掣肘(せいちゅう)
意味:わきから干渉して人の自由な行動を妨げること。(出典:デジタル大辞泉)

束縛の意味②「制限を加えて行動の自由を奪うこと。」

「束縛」の二つ目の意味は「制限を加えて行動の自由を奪うこと。」です。

①の意味とは異なり精神的に自由が効かなくなる事をいいます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

束縛のない所に自由はないといった意味であなたの束縛は僕の自由です。
(出典:有島武郎『或る女』)

・そんな彼女を金で束縛している自分が、最低の人間に思えてきたからだ。
(出典:西風隆介『神の系譜Ⅵ 竜の時間 神国』)

・習慣によって我々は自由になると共に習慣によって我々は束縛される。
(出典:三木清『人生論ノート』)

・彼らは尼寺の束縛を破ったにしても、仏の前には涙を流したのである。
(出典:和辻哲郎『古寺巡礼』)

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類語

制約(せいやく)
意味:ある条件や枠をもうけて、自由な活動や物事の成立をおさえつけること。(出典:デジタル大辞泉)

牽制(けんせい)
意味:相手の注意を自分の方に引きつけて自由に行動できないようにすること。(出典:デジタル大辞泉)

頸木(くびき)
意味:自由を束縛するもの。(出典:デジタル大辞泉)

制御(せいぎょ)
意味:相手を押さえて自分の思うように動かすこと。(出典:デジタル大辞泉)

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