最新
「好きな作家の最新作」などのように使う「最新」という言葉。
「最新」は、音読みで「さいしん」と読みます。
「最新」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「最新」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
最新の意味
「最新」には次の意味があります。
・いちばん新しいこと。最も新しいこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「最新」は漢字の通り「最も新しいこと」を意味します。
「最新のデータ」で「最も新しい情報」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・最新のデータが披露されたときも完璧にその意味をつかむことができた。
(出典:瀬名秀明『パラサイト・イヴ』)
・駅近のビルに最新の設備を入れて、ずいぶん繁盛している感じでしたよ。
(出典:法月綸太郎『生首に聞いてみろ』)
・どうやら最新型の大型テレビが気になるらしく、それを眺め始めたのだ。
(出典:梅原克文『カムナビ(上)』)
・とにかく、当時の最新流行である牛肉屋の二階だったことは間違いない。
(出典:野村胡堂『胡堂百話』)
・おかげで最も科学的な最新の方法でお前さんを治療できるんだから。
(出典:ツルゲーネフ/佐々木彰訳『父と子』)
類語
・新鮮(しんせん)
意味:魚・肉・野菜などが、新しくて生き生きとしていること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・新式(しんしき)
意味:型・デザインなどや、考え方・行動のしかたが新しいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・斬新(ざんしん)
意味:趣向や発想などがきわだって新しいさま。(出典:デジタル大辞泉)
・新奇(しんき)
意味:目新しくて珍しいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・新進(しんしん)
意味:その分野に新しく現れて、活躍していること。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)