最優先
「最優先事項を確認」などのように使う「最優先」という言葉。
「最優先」は、音読みで「さいゆうせん」と読みます。
「最優先」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「最優先」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
最優先の意味
「最優先」には次の意味があります。
・他の何にもまして真っ先にすべきであること。（出典：デジタル大辞泉）
その場において1番大事な事であり、見逃す事が出来ないような事を指します。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ルーンが研究を最優先に選ぶのは、呼吸すると同じに自然なことなのだ。
（出典：荻原規子『西の善き魔女4 世界のかなたの森』）
・もう一度皆に確認しておくが、万一の時は乗客の命を救うのが最優先だ。
（出典：安部譲二『時速十四ノット、東へ』）
・新しい最優先プログラムのもとで、つぎのプログラムを作ったのです。
（出典：ハインライン『愛に時間を1』）
・このようにターミナル1はデザイン最優先で造られたという印象もある。
（出典：谷川一巳『世界の「空港」物語』）
・これはもう決定事項で最優先事項なんだから、そのつもりでいてよね。
（出典：丈月城『カンピオーネ! 3 はじまりの物語』）
類語
・重要(じゅうよう)
意味：ものごとの根本や中心に関係していて大事であること。
（出典：精選版 日本国語大辞典）
・重大(じゅうだい)
意味：事柄が普通でなく、大変な結果や影響をもたらすような状態であること。
（出典：デジタル大辞泉）
・肝心(かんじん)
意味：最も重要なこと。
（出典：デジタル大辞泉）
・急務(きゅうむ)
意味：急いでしなければならない任務や仕事。
（出典：デジタル大辞泉）
・緊要(きんよう)
意味：きわめて重要なこと。
（出典：精選版 日本国語大辞典）
