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曖昧模糊とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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曖昧模糊

「曖昧模糊とする」などのように使う「曖昧模糊」という言葉。

「曖昧模糊」は、音読みで「あいまいもこ」と読みます。

「曖昧模糊」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「曖昧模糊」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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曖昧模糊の意味

「曖昧模糊」には次の意味があります。

物事の内容・意味がはっきりせず、ぼんやりしているさま。(出典:デジタル大辞泉)

曖昧で明瞭ではない様子を強調する意味があります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・普通の平凡な人間と性格異常、精神病との境界は曖昧模糊としているの。
(出典:貴志祐介 『黒い家』)

・それに対する曖昧模糊とした不安は、「引く」という言葉に出会って解消される。
(出典:小野不由美 『屍鬼 上』)

・何もかも、明瞭しない曖昧模糊とした世界には生きられないのだ。
(出典:京極夏彦 『魍魎の匣』)

・もっとも斯かる政治的関係は、多くは曖昧模糊たることを常とする。
(出典:豊島与志雄 『秦の出発』)

・だが、啓造の胸の中は、もっと曖昧模糊たるものがあった。
(出典:三浦綾子 『続 氷点』)

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類語

不明瞭(ふめいりょう)
意味:はっきりしないこと。あいまいなこと。(出典:デジタル大辞泉)

朧気(おぼろげ)
意味:物事がはっきりしないさま。ぼうっとしているさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

茫漠(ぼうばく)
意味:はっきりしないさま。(出典:デジタル大辞泉)

不得要領(ふとくようりょう)
意味:要領を得ないこと。要点がはっきりしないこと。(出典:デジタル大辞泉)

有耶無耶(うやむや)
意味:物事がどうなのかはっきりしないこと。(出典:デジタル大辞泉)

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