日課
「朝ごはんの前に体操をするのが日課だ」などのように使う「日課」という言葉。
「日課」は、音読みで「にっか」と読みます。
「日課」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「日課」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
日課の意味
「日課」には次の意味があります。
・毎日決めてする仕事。また、毎日割り当ててすること。(出典:)
「日課」をわかりやすく言うと「毎日必ずする仕事」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・これは兄となった私の当然しなければならぬ、面倒な日課の一つでした。
(出典:江戸川乱歩『双生児』)
・それらの計算式と格闘するのが、学校から帰宅した後の彼の日課だった。
(出典:東野圭吾『容疑者Xの献身』)
・二頭の犬を連れて毎夕海へ行くことが、その頃のショーンの日課だった。
(出典:山本道子『ベティさんの庭』)
・利一郎さんは朝は七時に起きて、朝刊を読むというのが日課でしたから。
(出典:今邑彩『鋏の記憶』)
・毎日の日課に定めてあるソネットの、今日の分を読まなければならない。
(出典:福永武彦『草の花』)
類語
・任務(にんむ)
意味:責任をもって果たすべきつとめ。(出典:デジタル大辞泉)
・義務(ぎむ)
意味:人がそれぞれの立場に応じて当然しなければならない務め。(出典:デジタル大辞泉)
・責務(せきむ)
意味:責任と義務。また、責任をもって果たさなければならない仕事。つとめ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・役目(やくめ)
意味:役として務めなければならない事。与えられた仕事。職責。職分。役儀。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・職責(しょくせき)
意味:職務上の責任。(出典:デジタル大辞泉)