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日の目を見るとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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日の目を見る

「ようやく日の目を見た芸術家」などのように使う「日の目を見る」という言葉。

「日の目を見る」は、訓読みで「ひのめをみる」と読みます。

「日の目を見る」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「日の目を見る」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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日の目を見るの意味

「日の目を見る」には次の意味があります。

それまで埋もれていたものが世に知られるようになる。また、長い間不遇だった者が世に認められるようになる。(出典:デジタル大辞泉)

「日の目」は日光や日差しといった意味があります。
それまで注目されていなかった物や人が、日差しやスポットライトを浴びた方に世間に知られる様子を意味する言葉です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・もっともその詩が日の目を見る前にその雑誌はつぶれてしまったけれど。
(出典:マン/植田敏郎訳『トーニオ・クレーガー』)

・その努力は日の目を見なかったが、獲得された技術は忘れられずに残った。
(出典:アーサー・C・クラーク『宇宙のランデヴー』)

・お前らの書いたものはすべて永遠に反古だ紙きれだ日の目を見ないのだ。
(出典:筒井康隆『大いなる助走』)

・一九五五年に委員会が出した勧告が、やっと日の目を見たわけである。
(出典:カーソン/青樹簗一訳『沈黙の春』)

・月足らずで日の目を見た、ふた目とは見られない化物でありますように!
(出典:シェイクスピア/大山俊一訳『リチャード3世』)

類語

蛍雪の功を積む(けいせつのこうをつむ)
意味:苦学して、知識や経験を豊かにする。また、その成果を得る。(出典:精選版 日本国語大辞典)

輩出(はいしゅつ)
意味:すぐれた人物が続いて世に出ること。また、人材を多く送り出すこと。(出典:デジタル大辞泉)

目を奪われる(めをうばわれる)
意味:目を盗られて何も見えない意で、あまりの美しさなどに見とれて夢中になること。(出典:デジタル大辞泉)

発現(はつげん)
意味:現れ出ること。また、現し出すこと。(出典:デジタル大辞泉)

発露(はつろ)
意味:心の中にあるものや隠していたことがおもてに現れ出ること。また、現し出すこと。(出典:デジタル大辞泉)

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