掲載
「写真を掲載する」などのように使う「掲載」という言葉。
「掲載」は、音読みで「けいさい」と読みます。
「掲載」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「掲載」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
掲載の意味
「掲載」には次の意味があります。
・新聞・雑誌などに文章や写真をのせること。 (出典:大辞林 第三版)
「掲載」は、文章などを「新聞や雑誌にのせること」だけではなく、「インターネット上にのせること」も意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・わたしのさがしているものは、一九三〇年前後に掲載された論文である。
(出典:高橋伸夫『できる社員は「やり過ごす」』)
・掲載媒体のことも考えるけれど、最終的には一冊の本にするのが目標だ。
(出典:宮部みゆき『模倣犯 上』)
・しかしどれだけ調べても電話帳には彼らの連絡先は掲載されていなかった。
(出典:村上春樹『1Q84 BOOK2』)
・木曜日の朝になると、昨夜頼んだ広告が各新聞の朝刊に掲載されていた。
(出典:ルブラン/保篠龍緒訳『八点鐘』)
・掲載予定されていた彼の作品は、一顧だにされずオクラ入りとなった。
(出典:森村誠一『科学的管理法殺人事件』)
類語
・載せる(のせる)
意味:掲載する。記す。(出典:大辞林 第三版)
・掲げる(かかげる)
意味:新聞・書物などに載せる。(出典:大辞林 第三版)
・登載(とうさい)
意味:新聞・雑誌などに記事として載せること。(出典:大辞林 第三版)
・収録(しゅうろく)
意味:書物・新聞などに取り入れて載せること。(出典:大辞林 第三版)
・載録(さいろく)
意味:書物などに書きのせること。(出典:大辞林 第三版)