授業料
「高額な授業料を払う」などのように使う「授業料」という言葉。
「授業料」は、音読みで「授業料」と読みます。
「授業料」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「授業料」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
授業料の意味
「授業料」には次の意味があります。
・学校などに、授業を受けるために納める費用。(出典:デジタル大辞泉)
「授業料」とは、教育を受ける対価として教育機関に支払うお金のことを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・彼はその教授の授業を聴講するレベルに上がりたくて授業料を払うのだ。
(出典:バルザック・オノレ・ド『ゴリオ爺さん』)
・一時間余の後に、彼の授業料は見事に消え失せてしまっていたからである。
(出典:五木寛之『風に吹かれて』)
・一二・〇〇AM 授業料を支払うことによって得られる学生の権利とは何か。
(出典:高野悦子『二十歳の原点』)
・一日のびればホテル代も授業料もかさんでくるので死ぬ思いであった。
(出典:つかこうへい『傷つくことだけ上手になって』)
・そんな単純な真理に気づくのに、どれだけの授業料を払ってきたことか。
(出典:貴志祐介『硝子のハンマー』)
類語
・使用料(しようりょう)
意味:使用したことに対して支払う金銭。(出典:デジタル大辞泉)
・料金(りょうきん)
意味:他から利益を受けたり、営造物・施設・設備などを利用あるいは使用したり、手数をかけたりしたことに対して支払う金銭。また、運輸機関で運賃とは別に支払われる、グリーン車、特急列車、寝台などの使用代金をいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・月謝(げっしゃ)
意味:指導を受ける謝礼として月ごとに支払う金。特に、授業料。(出典:デジタル大辞泉)
・対価(たいか)
意味:他人に財産・労力などを提供した報酬として受け取る財産上の利益。(出典:デジタル大辞泉)
・費用(ひよう)
意味:ある事をするのに必要な金銭。また、ある事のために金銭を使うこと。(出典:デジタル大辞泉)