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捏造とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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捏造

「データを捏造する」などのように使う「捏造」という言葉。

「捏造」は、音読みで「ねつぞう」と読みます。

「捏造」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「捏造」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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捏造の意味

「捏造」には次の意味があります。

事実でないことを事実のようにこしらえること。(出典:デジタル大辞泉)

「捏造」という言葉をわかりやすく言うと「でっちあげ」という意味になります。捏造の「捏」は、土に水などを加えて練る意味の「捏ねる(こねる)」です。つまり、「捏造」は「土をこねて形を造る」ことを意味しました。そこから「形だけの偽物を造る」意味となり、「無から有を生ずる」という意味に転じ、さらに転じて、事実でないことを本当かのように作り上げることを「捏造」と言うようになりました。(出典:語源由来辞典)


小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そんなものはこの世に存在しないのだから、要するに捏造するのだろう。
(出典:松村栄子『雨にもまけず粗茶一服』)

・これが、自己暗示による記憶の捏造でないという証拠は、どこにもない。
(出典:貴志祐介『新世界より』)

・ここで、捏造される自己についてもう少し説明しておいたほうがいいだろう。
(出典:玄侑宗久『禅的生活』)

・あるとすれば榎博士の説をおいては、主観的な曲解であり捏造であった。
(出典:宮崎康平『まぼろしの邪馬台国』)

・それが捏造されたものだとはどうしても思えないし、思いたくない。
(出典:入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 3 死の礎は生』)

類語

歪曲(わいきょく)
意味:事実をわざとゆがめて伝えること。(出典:デジタル大辞泉)

架空(かくう)
意味:根拠のないこと。また、事実に基づかず、想像によってつくりあげること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

空想(くうそう)
意味:現実にはあり得ないような事柄を想像すること。(出典:デジタル大辞泉)

妄想(もうそう)
意味:根拠もなくあれこれと想像すること。また、その想像。(出典:デジタル大辞泉)

絵空事(えそらごと)
意味:大げさで現実にはあり得ないこと。誇張した表現。(出典:デジタル大辞泉)

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