才能
「あの人は才能の塊だ」などのように使う「才能」という言葉。
「才能」は、音読みで「さいのう」と読みます。
「才能」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「才能」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
才能の意味
「才能」には次の意味があります。
・物事を巧みになしうる生まれつきの能力。才知の働き。（出典：デジタル大辞泉）
「才能」という言葉を分かりやすくいうと、「個人にもとから備わっている秀でた能力」という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・政府党のうちにもまた反対党のうちにも、第一流の才能ある人々がいた。
（出典：ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』）
・今まで持っていた才能を何故今までつかわずに置いたかと勇吉は思った。
（出典：田山花袋『トコヨゴヨミ』）
・どなたか娯楽委員としての才能があるとお思いのかた、おられませんか?
（出典：アーサー・C・クラーク『渇きの海』）
・ミケランジェロは自分の才能と一緒に法王を恐れなければならなかった。
（出典：宮本百合子『女性の歴史』）
・あなたは御自分の才能をもっと有効に御利用出来ますでしょうに。
（出典：ディケンズ・チャールズ『二都物語』）
類語
・俊豪（しゅんごう）
意味：才知が常人よりすぐれていること。また、その人。（出典：デジタル大辞泉）
・鬼才（きさい）
意味：人間とは思えないほどの鋭い才能。また、その持ち主。（出典：デジタル大辞泉）
・天才（てんさい）
意味：生まれつき備わっている、並み外れてすぐれた才能。また、そういう才能をもった人。（出典：デジタル大辞泉）
・俊豪（しゅんごう）
意味：才知が常人よりすぐれていること。また、その人。（出典：デジタル大辞泉）
・素質（そしつ）
意味：将来すぐれた能力が発揮されるもととなる性質や能力。（出典：デジタル大辞泉）
