感染症
「感染症の治療」などのように使う「感染症」という言葉。
「感染症」は、音読みで「かんせんしょう」と読みます。
「感染症」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「感染症」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
感染症の意味
「感染症」には次の意味があります。
・病原体が生体内に侵入・増殖して引き起こす病気。(出典:デジタル大辞泉)
「 感染症 」をわかりやすく言うと「細菌やウィルスなどの感染により起きる病気」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・あの家は汚かったし嫌な匂いがしたから、感染症の心配もしたくなる。
(出典:諸口正巳『不死身のフジミさん 殺神鬼勧請』)
・感染症と言っても、この病気は空気感染もしなければ接触感染もしない。
(出典:奈須きのこ『DDD HandS』)
・私は発展途上国での感染症に完全に無知というわけではなかったのだから。
(出典:米澤穂信『満願』)
・とにかく感染症の原因となりうるものは極力慎一の周りから排除した。
(出典:楡周平『マリア・プロジェクト』)
・周りに感染症で血だらけの人々が溢れ、しかもまともな病院はないからだ。
(出典:安生正『生存者ゼロ』)
類語
・接触感染(せっしょくかんせん)
意味:感染源に接触することによって感染すること。(出典:デジタル大辞泉)
・微生物(びせいぶつ)
意味:顕微鏡で拡大しなければよく見えない微細な生物。(出典:デジタル大辞泉)
・病原体(びょうげんたい)
意味:生体に寄生して病気を起こさせる原生動物・細菌・ウイルスなどの生物。(出典:デジタル大辞泉)
・ウィルス(virus)
意味:生体内で増殖を行う性質を持つ微細な物体(出典:実用日本語表現辞典)
・基礎疾患(きそしっかん)
意味:ある病気や症状の原因となる病気。(出典:デジタル大辞泉)