意欲的
「意欲的な態度」などのように使う「意欲的」という言葉。
「意欲的」は、音読みで「いよくてき」と読みます。
「意欲的」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「意欲的」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
意欲的の意味
「意欲的」には次の意味があります。
・物事を積極的に成し遂げようとするさま。(出典:デジタル大辞泉)
人が達成する意志を持って物事に取り組む様子を表す言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・家族の将来設計を作り、プログラムどおりに進めていくことに意欲的だった。
(出典:梶尾真治『精霊探偵』)
・意欲的でエネルギッシュでやる気のある人物との評価も高まってきた。
(出典:山田智彦『銀行 男たちの挑戦』)
・これらの画家たちは何と強烈に意欲的に、自分の破壊とくみたてを行っていることだろう。
(出典:宮本百合子『道標』)
・石神はシミュレーションが好きだったが、湯川は実験に意欲的だった。
(出典:東野圭吾『容疑者Xの献身』)
・だから、一旦、野球始めるでえ、ということになると誰よりも熱心で、意欲的でもあった。
(出典:阿久悠『瀬戸内少年野球団』)
類語
・アンビシャス
意味:野心のあるさま。大志を抱いているさま。(出典:デジタル大辞泉)
・野心的(やしんてき)
意味:望みなどの、身分不相応に大きいさま。また、試みなどの、新しく大胆であるさま。(出典:デジタル大辞泉)
・自発的(じはつてき)
意味:物事を自分から進んで行うさま。(出典:デジタル大辞泉)
・熱心(ねっしん)
意味:ある物事に深く心を打ち込むこと。(出典:デジタル大辞泉)
・乗り気(のりき)
意味:進んでやってみようという気になること。(出典:デジタル大辞泉)