惣菜
「惣菜店」などのように使う「惣菜」という言葉。
「惣菜」は、音読みで「そうざい」と読みます。
「惣菜」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「惣菜」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
惣菜の意味
「惣菜」には次の意味があります。
・日常のおかず。副食物。(出典:デジタル大辞泉)
「惣菜」は「総菜」と表記する場合もあります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・そろそろ夜がうすら寒くなってくると家でよくするお惣菜の一つです。
(出典:宮本百合子『十八番料理集』)
・わたしはこれまでデパートのお惣菜売り場で働いていたが、もうやめた。
(出典:大道珠貴『しょっぱいドライブ』)
・八時前に、英子は途中で買った冷えた飲み物と惣菜を持ってやってきた。
(出典:石原慎太郎『化石の森』)
・ただしいずれも直子がデパートの地下食料品店で買ってきた惣菜だった。
(出典:東野圭吾『秘密』)
・ビールを飲みながら惣菜をつつき、ビデオを見る、それが私の月曜日だ。
(出典:角田光代『だれかのいとしいひと』)
類語
・菜(さい)
意味:酒や飯に添えて食べるもの。(出典:デジタル大辞泉)
・おかず
意味:副食物。お菜(さい)。(出典:デジタル大辞泉)
・副食(ふくしょく)
意味:主食に添えて食べるもの。(出典:デジタル大辞泉)
・副菜(ふくさい)
意味:主菜に添えて出す総菜。(出典:デジタル大辞泉)
・デリカテッセン
意味:調理済みの洋風惣菜(そうざい)。(出典:デジタル大辞泉)