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悪足掻とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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悪足掻

「最期の悪足掻」などのように使う「悪足掻」という言葉。

「悪足掻」は、訓読みで「わるあがき」と読みます。

「悪足掻」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「悪足掻」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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悪足掻の意味

「悪足掻」には次の意味があります。

しても効果のないことを、あれこれと必死に試みること。わるもがき。(出典:精選版 日本国語大辞典)

もうどうしようもないという境地にありながら、なんとかしようと焦って無駄なことをいろいろと試みることを意味します。
また、度を過ぎたいたずらや悪ふざけを指すこともあります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・けれど全体重をかける妹の力に対して、それは悪足掻にしか過ぎない。
(出典:入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 3 死の礎は生』)

・そのことに自分でも気づき、懊悩し、自ら否定せんと悪足掻している。
(出典:藤水名子『浪漫’s 見参!桜子姫』)

・俺の最後の悪足掻きくらいにしか思ってないだろう。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 外伝 猫殺し編』)

・それがわかっただけでも、身体を張って悪足掻きした甲斐があるってもんだわ〜。
(出典:中村うさぎ『壊れたおねえさんは、好きですか?』)

・最後の悪足掻すらも空振りに終わり、そうして二人の刑事はぼくの部屋を去っていった。
(出典:西尾維新『クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識』)

類語

抗拒(こうきょ)
意味:抵抗して拒絶すること。反抗して妨害すること。(出典:デジタル大辞泉)

手向う(てむかう)
意味:相手にさからって立ち向かう。腕力・武力でさからう。反抗する。(出典:デジタル大辞泉)

盾突く(たてつく)
意味:目上の人に対して逆らう。従わずに文句を言ったりして反抗する。たてをつく。(出典:デジタル大辞泉)

歯向う(はむかう)
意味:反抗する。抵抗する。(出典:デジタル大辞泉)

踠く(もがく)
意味:事態をなんとかしようとあせる。いらだつ。(出典:デジタル大辞泉)

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