徒歩
「徒歩10分で到着する」などのように使う「徒歩」という言葉。
「徒歩」は、音読みで「とほ」と読みます。
「徒歩」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「徒歩」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
徒歩の意味
「徒歩」には次の意味があります。
・乗り物に乗らないで歩いて行くこと。(出典:デジタル大辞泉)
「徒歩」をわかりやすく言うと「歩いて向かうこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・会議に呼ばれた人の中に、徒歩でやって来た者が少なくとも一人はいた。
(出典:ウエルズ/水嶋正路訳『解放された世界』)
・苦労した叔父の求めるように少年は毎日徒歩で通うので、家を早く出た。
(出典:きだ・みのる『道徳を否む者』)
・都合のいい事に、令の家は学校から徒歩数分といった場所にあることだし。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 5 ウァレンティーヌスの贈り物(前編)』)
・徒歩や自転車での移動は目につきやすいから、普通に考えるなら車だろう。
(出典:奥田英朗『邪魔』)
・犯人は被害者の車を運転して現場へ来、犯行後徒歩で逃走した模様です。
(出典:森村誠一『日蝕の断層』)
類語
・歩み(あゆみ)
意味:あるくこと。歩行。(出典:デジタル大辞泉)
・歩(あゆみ)
意味:足を動かして進むこと。歩行。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・歩行(ほこう)
意味:歩いていくこと。(出典:デジタル大辞泉)
・あんよ
意味:歩くことをいう幼児語。(出典:デジタル大辞泉)
・歩く(あるく)
意味:足を動かして前に進む。歩行する。あゆむ。(出典:デジタル大辞泉)