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勲章とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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勲章

「勲章をいただく」などのように使う「勲章」という言葉。

「勲章」は、音読みで「くんしょう」と読みます。

「勲章」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「勲章」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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勲章の意味

「勲章」には次の二つの意味があります。

1国家や公共に対する勲功・功労を表彰して国から授けられる記章。
2他人に自慢できること。その人の誇りとなるもの。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

勲章の意味①「国家や公共に対する勲功・功労を表彰して国から授けられる記章。」

「勲章」の一つ目の意味は「国家や公共に対する勲功・功労を表彰して国から授けられる記章。」です。

言い換えると、個人の功績や業績を評価し、国から表彰される記章のことです。日本の勲章は文化勲章や春秋勲章、死亡勲章などがあります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・彼は政府の勲章を貰って音楽を忘れているような古い教授をやめさせた。
(出典:宮本百合子『今日の日本の文化問題』)

・つまり、埋葬された本人に勲章代わりに魏の鏡が与えられたものだろう。
(出典:梅原克文『カムナビ(上)』)

・片めがねをかけて、ボタン穴に色のついた小さな勲章の綬じゅをさしている。
(出典:クリスティ/小西宏訳『パーカー・パイン1』)

・池田勇人内閣の時に戦後初めて勲章制度の運用が復活したうえで今日に至る。

類語

記章(きしょう)
意味:記念のしるしとしてその事に関係した人などに与えるもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)

褒章(ほうしょう)
意味:栄典の一。ある分野において、りっぱな行い、功績のあった人を表彰するために国から与えられる記章。(出典:デジタル大辞泉)

(じゅ)
意味:古代中国で、官職を表す印を身につけるのに用いた組みひも。官位によって色を異にした。(出典:デジタル大辞泉)

栄典(えいてん)
意味: 国家・社会に功労のあった人を表彰して与えるもの。(出典:デジタル大辞泉)

勲章の意味②「他人に自慢できること。その人の誇りとなるもの。」

「勲章」の二つ目の意味は「他人に自慢できること。その人の誇りとなるもの。」です。

簡単に言い換えると、自分が譲れないものを指しています。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・男なら顔や体に傷が残ったところで勲章ですむが、女はそうもいかん。
(出典:茅田砂胡『デルフィニア戦記 第8巻 「風塵の群雄」』)

・自分の勲章もポチの首輪のようなものではないか、という気がしたのである。
(出典:柏原兵三『徳山道助の帰郷』)

・鑑別所に入ったことのあるのを勲章にしているらしい作家は、憤慨していた。
(出典:川島誠『セカンド・ショット』)

・いかにたくさんの愛を受け取ったか、これが女性にとっての誇りであり勲章です。
(出典:岩月謙司『女は男のどこを見ているか』)

類語

光輝(こうき)
意味:名誉。ほまれ。(出典:デジタル大辞泉)

誇り(ほこり)
意味:誇ること。名誉に感じること。また、その心。(出典:デジタル大辞泉)

(あかし)
意味:ある事柄が確かであるよりどころを明らかにすること。証明。証拠。(出典:デジタル大辞泉)

名誉(めいよ)
意味:人の才能や特定の技能などに関するすぐれた評判。よい評判を得ていること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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