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徒手空拳とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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徒手空拳

「徒手空拳で戦う」などのように使う「徒手空拳」という言葉。

「徒手空拳」は、音読みで「としゅくうけん」と読みます。

「徒手空拳」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「徒手空拳」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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徒手空拳の意味

「徒手空拳」には次の意味があります。

手に何も持たないこと。また、自分の身一つだけで頼むべきもののないこと。(出典:四字熟語を知る辞典)

「徒手」は「素手」という意味があります。
また、「空拳」は「何も持っていないこと」を指します。
似た意味の言葉を重ね、強調して「徒手空拳」という言葉になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・いずれにせよこの男、徒手空拳でトラックを制止しようとしているところのようだ。
(出典:大槻ケンヂ 『グミ チョコレート パイン チョコ編』)

・しかしながら徒手空拳で運をひらくのは容易なことではない。
(出典:司馬遼太郎 『国盗り物語』)

・武器を使わぬ徒手空拳は、偏に要人に接触しやすくする為のもの。
(出典:奈須きのこ 『Fate hollow ataraxia 本編のみ ver1 00ルビあり』)

・理不尽な理由で起こされた戦いに、徒手空拳で臨むほかない北側には同情の余地がある。
(出典:支倉凍砂 『狼と香辛料IX 対立の町<下>』)

・だが、むろんイドリスは無能ではなく、徒手空拳から身を起こして一星間国家の主権者にまでなりおおせるぐらいの力量は有している。
(出典:田中芳樹 『タイタニア2-暴風編』)

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類語

赤手空拳(せきしゅくうけん)
意味:「赤手」を強めていう語。徒手空拳。(出典:デジタル大辞泉)

裸一貫(はだかいっかん)
意味:自分のからだ以外、資本となるものを何も持たないこと。(出典:デジタル大辞泉)

無防備(むぼうび)
意味:危険や災害に対する備えのないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

素手(すで)
意味:手に何も持っていないこと。徒手(としゅ)。(出典:デジタル大辞泉)

寸鉄を帯びず(すんてつをおびず)
意味:武器などを何も持っていない。素手(すで)である(出典:精選版 日本国語大辞典)

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