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庇護とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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庇護

「庇護のもと」などのように使う「庇護」という言葉。

「庇護」は、音読みで「ひご」と読みます。

「庇護」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「庇護」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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庇護の意味

「庇護」には次の意味があります。

かばって守ること。(出典:デジタル大辞泉)

簡単に言い換えると、保護することです。
身体的な危険や、不利な状況から、身を挺して対象者を守ることを言います。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・親の庇護の下ではなく、自分の力で生きているという実感があるからだ。
(出典:山本弘,安田均,高井信『妖魔夜行 しかばね綺譚』)

・かれにとってすべてであるはずの庇護者の心は、よその女の上にあった。
(出典:栗本薫『真夜中の天使4』)

・この私でなくて、いったい、どこのだれがあの男を庇護してやるだろう。
(出典:カフカ/中井正文訳『変身』)

・それは、どこの国も軍も、彼らを庇護してくれなくなるのと同義なのだ。
(出典:井上祐美子『五王戦国志6 風旗篇』)

・ところが次に戦ったときは、ネロの庇護があったのに殺されてしまった。
(出典:E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ6) 三惑星連合軍』)

・兄の庇護を期待する弟の依存の目つきが自分の中に無かったとは言えない。
(出典:島尾敏雄『魚雷艇学生』)

・高野長英などは幕府のお尋ね者になっている間も彼の庇護を受けている。
(出典:海音寺潮五郎『列藩騒動録(一)』)

・だが、その民を庇護してくれるはずの王は民のことなどお考えでない。
(出典:小野不由美『十二国記 5 東の海神 西の滄海』)

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