幹線
「幹線道路」などのように使う「幹線」という言葉。
「幹線」は、音読みで「かんせん」と読みます。
「幹線」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「幹線」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
幹線の意味
「幹線」には次の意味があります。
・主要な道筋となる線。鉄道・道路・電話などにいう。(出典:デジタル大辞泉)
「幹線」は主な線であるが、そうでない線は「支線」と呼びます。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・かつては街の主要幹線として栄えていたのだろうが、今では見る影もない。
(出典:はままさのり『青の騎士 ベルゼルガ物語 1』)
・その考えのために東西幹線ルートは中山道を通るという案がもちあがる。
(出典:橋本克彦『日本鉄道物語』)
・観光のメインとなる通りから、駅馬車の走っている幹線道へと続く道。
(出典:児玉ヒロキ『イット2』)
・「これで調子がわかったから、幹線のほうもうまくできる」と彼は言った。
(出典:E・E・スミス『レンズマン・シリーズ(全7巻) EX 惑星連合の戦士(IPCの宇宙犬)』)
・五号幹線を外れると、ひどい路で、僕の身体は何回か宙に飛び上ったりした。
(出典:石川欣一『比島投降記』)
類語
・本線(ほんせん)
意味:鉄道路線・送電線などの、主幹となる線。(出典:デジタル大辞泉)
・表通り(おもてどおり)
意味:市街の主要な道路。(出典:デジタル大辞泉)
・広小路(ひろこうじ)
意味:幅の広い街路。(出典:デジタル大辞泉)
・街路(がいろ)
意味:市街地の道路。まちなかの道。(出典:デジタル大辞泉)
・並木道(なみきみち)
意味:両側に、樹木を一列に並べて植えてある道。(出典:デジタル大辞泉)