幸運
「自ら幸運を掴み取る」などのように使う「幸運」という言葉。
「幸運」は、音読みで「こううん」と読みます。
「幸運」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「幸運」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
幸運の意味
「幸運」には次の意味があります。
・運がよいこと。めぐりあわせがよいさま。(出典:デジタル大辞泉)
「幸運」とは、嬉しいことや幸せなことを表現するときに使う言葉です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・幸運な人は前にも言った二つの系統のほかに見られない時代と思われた。
(出典:与謝野晶子『源氏物語』)
・あるいは意外の幸運に心も躍って道の遠いのも知らずにゆく人もあろう。
(出典:伊藤左千夫『去年』)
・われわれがここへ来合わせたのは、きみの幸運の星のおかげにすぎんよ。
(出典:A・バートラム・チャンドラー『銀河辺境シリーズ(全25巻) 17 外伝2/銀河傭兵部隊』)
・あなたが認識しなくちゃいけないのは、自分が幸運だったということよ。
(出典:ジョン・ヴァーリイ『ブルー・シャンペン』)
・ところがこの幸運の二人の場合は、その極めて稀な場合だったのである。
(出典:海野十三『月世界探険記』)
類語
・ラッキー
意味:運のよいさま。また、縁起のよいさま。(出典:デジタル大辞泉)
・果報(かほう)
意味:よい運を授かって幸福なこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・開運(かいうん)
意味:運が開けること。幸運に向かうこと。(出典:デジタル大辞泉)
・強運(きょううん)
意味:運が強いこと。また、強い運勢。(出典:デジタル大辞泉)
・僥倖(ぎょうこう)
意味:思いがけない幸い。偶然に得る幸運。(出典:デジタル大辞泉)