常勝
「常勝校」などのように使う「常勝」という言葉。
「常勝」は、音読みで「じょうしょう」と読みます。
「常勝」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「常勝」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
常勝の意味
「常勝」には次の意味があります。
・ 戦うたびに勝つこと。いつも勝つこと。(出典:デジタル大辞泉)
「常」に「勝」つという漢字のとおり、いつも勝つという意味です。類語には、百戦百勝・全勝などが挙げられます。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・そこから悪霊を追い払うのにもこの常勝の妙薬が応用されたのでした。
(出典:種村季弘『迷信博覧会』)
・常勝であった彼女にとっては、もう当たり前となった戦争跡の風景だ。
(出典:奈須きのこ『Fate/stay night セイバー Fate TrueEnd 夢の続き』)
・常勝チームの風格さえ感じさせる。
(出典:野沢尚『龍時(リュウジ)2―3』)
・なるほどそういわれれば、庄九郎は常勝の記録のもちぬしであった。
(出典:司馬遼太郎『国盗り物語』)
・たとえ偶然にせよ、戦で全焼すれば常勝の将軍と言われる。
(出典:小野不由美『十二国記 9 黄昏の岸 暁の天』)
・そう在ってこそ光の剣も、彼女に常勝を約束するのだ。
(出典:虚淵玄『Fate/Zero Vol.2 「王たちの狂宴」』)
・第一、兵士たちがあの常勝提督と戦うことを欲するとお思いですか。
(出典:田中芳樹『銀河英雄伝説 7 怒濤編』)
・だがこの異種格闘技のリングには、しばらくは常勝のチャンピオンは生まれない。
(出典:富田倫生『青空のリスタート』)