居眠り
「居眠り運転」などのように使う「居眠り」という言葉。
「居眠り」は、訓読みで「いねむり」と読みます。
「居眠り」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「居眠り」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
居眠りの意味
「居眠り」には次の意味があります。
・座ったり腰かけたりしたままで眠ること。(出典:デジタル大辞泉)
何かをしている途中で、座ったまま眠ることを言います。
「居」は「座る」を意味する漢字です。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・そんなことをやっているうちに、どうやら居眠りをしてしまったらしい。
(出典:宮部みゆき『クロスファイア下巻』)
・まともな神経をしていたら、こんなところで居眠りなどできないはずだ。
(出典:有栖川有栖『朱色の研究』)
・居眠りした俺が悪いにしても、起こしてくれても良かったじゃないか。
(出典:奈須きのこ『Fate/stay night セイバー Fate TrueEnd 夢の続き』)
・この会議に出席している者の中には、堂々と居眠りをこいている者もいる。
(出典:児玉ヒロキ『イット』)
・途中一度居眠りをし、二度トイレに行き、三度コーヒーをお代わりした。
(出典:山本文緒『プラナリア』)
・店の中には誰もいないで、奥の方に番頭が一人居眠りをしています。
(出典:豊島与志雄『不思議な帽子』)
・春の日なたの野道を居眠り半分のウマに乗ってポクリ、ポクリといくような本である。
(出典:開高健『私の釣魚大全』)
・おまえはどんなに疲れていても、居眠り運転をするような奴じゃない。
(出典:東野圭吾『嘘をもうひとつだけ』)