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寸断とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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寸断

「地震で国道が寸断された」などのように使う「寸断」という言葉。

「寸断」は、音読みで「すんだん」と読みます。

「寸断」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「寸断」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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寸断の意味

「寸断」には次の意味があります。

・長く続いているものをきれぎれに切ること。ずたずたに切ること。(出典:デジタル大辞泉)

「寸断」の「寸」は「ごく短いこと」、「断」は「断ち切る。切り分けること」を意味することから、「寸断」は「非常に短く断たれること」=「ずたずたに断ち切られること」を指します。
そのためニュースなどで「道路が土砂崩れなどで寸断されています」という使い方をするとき、「一箇所が途切れている」ということではなく「複数箇所が途切れている」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・道路を寸断されてしまった東京から逃れ出るには、今は舟しかなかった。
(出典:光瀬龍『復讐の道標』)

・人民が権力によって統一的な民主と平和のための戦線を寸断されないために。 
(出典:宮本百合子『その柵は必要か』)

・やつらの通信を寸断し、できるならば司令部を全滅させてしまうのだ。 
(出典:ハインライン『月は無慈悲な夜の女王』)

・周辺の道路は事故を起こし、炎上した車によってあちこちで寸断されている。 
(出典:三上延『シャドウテイカー5 ドッグヘッド(完)』)

・ちょうど直前の横断歩道で、人の列が寸断されていたおかげだった。
(出典:三上延『シャドウテイカー3 フェイクアウト』)

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類語

・横断(おうだん)
意味:横にたち切ること。平行方向に区切ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・切断(せつだん)
意味:物をたちきること。切り離すこと。(出典:デジタル大辞泉)

・裁断(さいだん)
意味:物を断ち切ること。特に、型に合わせて布・紙・革などを切ること。(出典:デジタル大辞泉)

・剪裁(せんさい)
意味:布・紙などを裁ち切ること。また、花を摘み切ること。(出典:デジタル大辞泉)

・カット(かっと)
意味:切ること。切断すること。(出典:デジタル大辞泉)

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