宿泊
「民家に宿泊する」などのように使う「宿泊」という言葉。
「宿泊」は、音読みで「しゅくはく」と読みます。
「宿泊」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「宿泊」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
宿泊の意味
「宿泊」には次の意味があります。
・自分の家以外の所に泊まること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
自宅以外の親類の家や宿へ泊ることを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・そんなものは柳川のホテルに宿泊した者ならばだれでも手に入れられる。
(出典:森村誠一『棟居刑事の情熱』)
・彼は一人の商人に向って、我々のために宿泊所をさがすように命令した。
(出典:モース・エドワード・シルヴェスター『日本その日その日』)
・かくして約一時間の後に、われわれは宿泊を予定していた町に到着した。
(出典:デフォー/佐山栄太郎訳『ロビンソン・クルーソー』)
・地面の高い所に、幾つかの小さい宿泊所が酋長たちのために建ててある。
(出典:コンラッド/蕗沢忠枝訳『ロード・ジム(下)』)
・その間にも、平田の指はリストに載せられた宿泊者の名前を追っていく。
(出典:吉村達也『出雲信仰殺人事件』)
類語
・泊まる(とまる)
意味:旅先・外出先・勤務先などで夜を過ごす。宿泊する。やどる。(出典:デジタル大辞泉)
・寝泊り(ねとまり)
意味:そこに宿泊すること。(出典:デジタル大辞泉)
・素泊まり(すどまり)
意味:旅館などで、食事をとらないで、寝るだけの宿泊。(出典:デジタル大辞泉)
・外泊(がいはく)
意味:平常寝泊まりしている所以外に泊まること。(出典:デジタル大辞泉)
・旅宿(りょしゅく)
意味:旅先で泊まること。旅泊。また、その宿。旅舎。(出典:デジタル大辞泉)