実践
「学んだことを実践する」などのように使う「実践」という言葉。
「実践」は、音読みで「じっせん」と読みます。
「実践」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「実践」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
実践の意味
「実践」には次の意味があります。
・考えを実際に行なうこと。自分で実地に行ない、行為、動作にあらわすこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「実践」をわかりやすく言うと、「実際にやってみること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・私が知るかぎりそんな事を実践するのは一人だけだと思っていたんだがね。
(出典:奈須きのこ『空の境界 (上)』)
・しかし、教えられたからといって、それを実践することは容易ではない。
(出典:富野由悠季『オーラバトラー戦記 9 オーラ壊乱』)
・その事を最も実践していた男がスペシウム光線返しによって負けてしまった。
(出典:大槻ケンヂ『のほほん雑記帳』)
・人々を観察した成果を実践に生かす時が来たのだ。
(出典:森永あい原作/塚本裕美子著『山田太郎ものがたり たたかう青少年』)
・特に東洋においては、それはむしろ実践のためにあるものなのであった。
(出典:倉田百三『学生と読書』)
類語
・実行(じっこう)
意味:実際に行うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・履行(りこう)
意味:決めたこと、言ったことなどを実際に行うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・執行(しっこう)
意味:とりおこなうこと。実際に行うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・ 決行 (けっこう)
意味:思い切って実行すること。(出典:デジタル大辞泉)
・敢行(かんこう)
意味:悪条件を押し切って行うこと。無理を承知で思い切って行うこと。(出典:デジタル大辞泉)