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芳醇とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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芳醇

「芳醇な香り」などのように使う「芳醇」という言葉。

「芳醇」は、音読みで「ほうじゅん」と読みます。

「芳醇」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「芳醇」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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芳醇の意味

「芳醇」には次の意味があります。

・かおりが高く、味がよいこと。また、そのものやそのさま。多く、酒にいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「芳醇な音」などのように比喩表現として使われることもあります。
「芳」は「良い香り」、「醇」は「味の濃い酒」を意味する漢字です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・いまの合成ワインをもっと芳醇なものに変えてみせる自信があるのです。
(出典:梶尾真治『百光年ハネムーン』)

・果物の蜜のような芳醇な甘みが口いっぱいに広がる、毒は入っていない。
(出典:東川篤哉『謎解きはディナーのあとで』)

・作家としてのよりひろがりと深化と芳醇化とをはげしく求める気持がある。
(出典:宮本百合子『獄中への手紙』)

・その芳醇な音色をきくと、よい楽器を選んだという自信がわいたのだった。
(出典:アン・マキャフリイ『パーンの竜騎士シリーズ(全16巻) 5 竜の歌い手』)

・言われるままに杯に口をつけ、そのあまりの芳醇さに思わず杯を取り落としそうになった。
(出典:仁木英之『僕僕先生』)

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類語

・円やか(まろやか)
意味:口あたりが柔らかいさま。味が穏やかなさま。(出典:デジタル大辞泉)

・円熟(えんじゅく)
意味:人格・知識・技術などが円満に発達し、豊かな内容をもっていること。(出典:デジタル大辞泉)

・甘美(かんび)
意味:とろけるように甘くて味のよいこと。また、そのさま。うまいあじわい。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・悦楽(えつらく)
意味:物事に対して喜び楽しむこと。また、心を快感で楽しませること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・壮快(そうかい)
意味:勇ましくてこころよいこと。元気にみちみちて気持がよいこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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