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実証的とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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実証的

「実証的な研究」などのように使う「実証的」という言葉。

「実証的」は、音読みで「じっしょうてき」と読みます。

「実証的」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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実証的の意味

「実証的」には次の意味があります。

思考や推論のみによって証明するのでなく、経験的な事実の観察、実験を重視して論証するさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「実証的」をわかりやすく言うと「頭で考えるだけでなく、実際の体験などによって結論づけるさま」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・所については、具体的状況を精密に調査して、実証的に描かれている。
(出典:バルザック/佐藤朔訳『従妹ベット(下)』)

・その根本的原因は科学的・実証的精神の未発達に求められるであろう。
(出典:中井正一『調査機関』)

・科学的とはこの場合、博士によると歴史的・実証的であることを意味する。
(出典:戸坂潤『読書法』)

・それは歴史の実証的な研究あるいは現在の批判的な研究へと向かっていくことになる。
(出典:内田隆三『社会学を学ぶ』)

・菊池男だって鈴木総裁だってそういう実証的体験は持っているわけではないだろう。
(出典:戸坂潤『社会時評』)

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類語

経験的(けいけんてき)
意味:論理的思考よりも、経験して得られた知識や印象を重視するさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

論理的(ろんりてき)
意味:論理にかなっているさま。きちんと筋道を立てて考えるさま。(出典:デジタル大辞泉)

体系的(たいけいてき)
意味:個々別々のものを系統的に統一したさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

経験則(けいけんそく)
意味:実際に経験する事柄から見いだされる法則。(出典:デジタル大辞泉)

実際的(じっさいてき)
意味:現実に即した面を重んじて、理屈や感情などを排するさま。現実的。(出典:デジタル大辞泉)

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