定期
「定期的に病院に行く」などのように使う「定期」という言葉。
「定期」は、音読みで「ていき」と読みます。
「定期」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「定期」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
定期の意味
「定期」には次の意味があります。
・ あることが行われる時期が定まっていること。また、一定の期間や期限。(出典:デジタル大辞泉)
定期は主に、決まっている時期や期間のことをいいます。
また、「定期乗車券」や「定期預金」の略として、定期と使われる場合もあります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・居住者と建物に定期的に出入りする人々の足音をおぼえてしまった。
(出典:森村誠一『殺人の組曲』)
・音楽関係の団体も気がねして定期的な寄附をとりにくることもなかった。
(出典:松本清張『空の城』)
・もうそろそろ、昌吉と定期連絡をとらなくてはならないころでもあった。
(出典:井上ひさし『四十一番の少年』)
・半ば定期的に繰り返して放送している番組だ。
(出典:入間人間『嘘つきみーくんと優しい恋日先生』)
・そろそろ定期の郵便配達が上って来るはずだと言いかけたのである。
(出典:森村誠一『黒い墜落機(ファントム)』)
類語
・周期(しゅうき)
意味:循環して起こる現象や動作が、ひと回りして前と同じ状態になるまでの時間・期間。(出典:デジタル大辞泉)
・サイクル
意味:循環過程。(出典:デジタル大辞泉)
・定時(ていじ)
意味: 一定の時刻。定刻。(出典:デジタル大辞泉)
・コンスタント
意味:いつも一定しているさま。恒常的。(出典:デジタル大辞泉)
・習慣的(しゅうかんてき)
意味:習慣となっているさま。(出典:デジタル大辞泉)