安心
「安心して眠る」などのように使う「安心」という言葉。
「安心」は、音読みで「あんしん」と読みます。
「安心」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「安心」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
安心の意味
「安心」には次の意味があります。
・気にかかることがなく心が落ち着いていること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
漢字の通り「心が安らかなこと」を意味します。
「安心」の反対語は「不安」や「心配」です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・両親を安心させようと努めている。
(出典:小出楢重『大切な雰囲気』)
・彼の飲んでるのを見て安心して、また笑いながら兄と遊んでいた。
(出典:葛西善蔵『子をつれて』)
・私は絶望だけはせぬ気ですから安心して下さい。
(出典:倉田百三『青春の息の痕』)
・喧嘩にならないのが幸いと、ほっと安心した。
(出典:久坂葉子『入梅』)
・彼らがどんなに真面目に約束をして私を安心させようとしても無駄だった。
(出典:ポー・エドガー・アラン『早すぎる埋葬』)
類語
・安全(あんぜん)
意味:危険のないこと。平穏無事なこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・安泰(あんたい)
意味:無事でやすらかなこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・無事(ぶじ)
意味:普段と変わりないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・安静(あんせい)
意味: 安らかで落ち着いていること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・安堵(あんど)
意味:気がかりなことが除かれ、安心すること。(出典:デジタル大辞泉)