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守銭奴とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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守銭奴

「守銭奴と化す」などのように使う「守銭奴」という言葉。

「守銭奴」は、音読みで「しゅせんど」と読みます。

「守銭奴」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「守銭奴」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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守銭奴の意味

「守銭奴」には次の意味があります。

金銭に執着し、貯めることだけに熱心な人。けちな人をののしっていう蔑称。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「守銭奴」とは、「銭」を「守る」「奴(ひとを卑しめる言葉)」と漢字の意味のとおりに、金銭を守ること・貯めることに異常なほど執着する人に対して、悪い意味で使われています。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・彼は世間のあらゆる人々に対して、もはや全く血も涙も持たない、一個の守銭奴と化し去つたのである。(出典:小寺菊子『河原の対面』)

・わたしだけじゃなくお爺さまからも貰ってるクセに、どうしてこうこの子は守銭奴なのかしら。(出典:奈須きのこ『Fate/stay night セイバー Fate TrueEnd 夢の続き』)

・事態は順調に進んでゆきつつあった。僕の守銭奴的天才のおかげで、思ったよりも早く、目的だけの金額がたまりそうであった。(出典:横溝正史『山名耕作の不思議な生活』)

・単なるケチですよ。彼の人物評には、守銭奴という言葉がつきまとっています。(出典:有栖川有栖『シャイロックの密室』)

・わずかなものを失うことを恐れて守銭奴にひとしい態度をとれば、結局はすべてを失うことになるだろう。未来という名のすべてをだ。(出典:田中芳樹『七都市物語-(「扉」最適化)』)

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類語

けちん坊けちんぼう
意味:けちなさまやけちな人を卑しめていうことば。けち。(出典:精選版 日本国語大辞典)

一文惜しみいちもんおしみ
意味:わずかの金品を惜しむこと。けちんぼ。(出典:デジタル大辞泉)

吝嗇家りんしょくか
意味:けちな人。けち。けちんぼう。吝嗇者。(出典:精選版 日本国語大辞典)

拝金主義はいきんしゅぎ
意味:金銭を最上のものとしてあがめる考え方。より多く儲けることを考え、金をため込もうとする態度。マンモニズム。(出典:デジタル大辞泉)

有財餓鬼うざいがき
意味:財産を多く持ちながら、欲深い人。守銭奴。(出典:デジタル大辞泉)

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