スポンサーリンク

学問とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

学問

「学問する」などのように使う「学問」という言葉。

「学問」は、音読みで「がくもん」と読みます。

「学問」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「学問」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

学問の意味

「学問」には次の二つの意味があります。

1 学び習うこと。学校へ通ったり、先生についたり、本を読んだりして、新しい知識を学習すること。また、身につけた知識。
2 理論に基づいて体系づけられた知識と研究方法の総称。学。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

学問の意味①「学び習うこと」

「学問」の一つ目の意味は「学び習うこと」です。

学校教育で習うことも学問のうちですが、自ら求めて学び習うことも学問のうちになります。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・そんなに学問は深い人じゃないけれども普通よく物の解る教師である。
(出典:河口慧海 『チベット旅行記』)

・ある家では次男息子が学問好きで大学まで行つてこの夏学士になつた。
(出典:田山花袋 『ある僧の奇蹟』)

・若い時から家の学問はせんで、山師のようなことが好きであったんや。
(出典:菊池寛 『父帰る』)

学問が深くなり、名誉が高くなるにつれて、彼の心の煩悶は増して来た。
(出典:中里介山 『法然行伝』)

・つまり彼らは学問が目的であるからなるべく労働の時間の少ないことを希望する。
(出典:相馬愛蔵 『私の小売商道』)

学問の意味②「理論に基づいて体系づけられた知識と研究方法の総称」

「学問」の二つ目の意味は「理論に基づいて体系づけられた知識と研究方法の総称」です。

人類の積み上げてきた学術・サイエンスなどが代表的でしょうか。学問とは何か?を論ずるほど、奥深いものですね。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・いったいさるが笑うか笑わないかということは、学問上の問題だそうだ。
(出典:マロ エクトール アンリ 『家なき子』)

・それ故この概念は本来から云えばもはや学問にはぞくさない筈なのである。
(出典:戸坂潤 『科学方法論』)

学問とか技術とかつてやつは、どうも平行して発達するものらしいですな。
(出典:岸田国士 『荒天吉日』)

・重い患者を病院に入院させて、それを学問の規則に従って治療することは出来ぬ。
(出典:チェーホフ・アントン 『六号室』)

・私共の受けた教育はすべて西洋の学問が基礎になったものです。
(出典:兼常清佐 『ニッポン音楽』)

タイトルとURLをコピーしました