子育て
「子育ての経験」などのように使う「子育て」という言葉。
「子育て」は、訓読みで「こそだて」と読みます。
「子育て」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「子育て」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
子育ての意味
「子育て」には次の意味があります。
・子供を育てること。育児。（出典：デジタル大辞泉）
分かりやすくいうと、親などの育てる立場にある者が子供を育てるという意味です。親が子供を養うという意味でもよく使われます。人だけではなく、動物などにも使われます。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・それなのに何よ、えらそうに大らかな気持ちで子育てしろなんて言わないでよ。
（出典：唯川恵『不運な女神』）
・ある建物内での盗みを企てて、そこに部屋を借りるのも子育て泥棒である。
（出典：ヴィドック／三宅一郎訳『ヴィドック回想録』）
・店や土地家屋の名義人に名前を連ねてはいるが、彼女は子育てで手一杯である。
（出典：姫野カオルコ『ツ、イ、ラ、ク』）
・未だに自分の子育てに疑問のかけらも抱いていないという、困った両親とか。
（出典：今野緒雪『マリア様がみてる 3 いばらの森』）
・とはいっても、陸にとどまって子育てをする人には見えないってだけのことよ。
（出典：アン・マキャフリイ『銀の髪のローワン』）
・子育てをしているのを見たのは、これがはじめてだが、これを見たものは他にいないはずだ、と老人は語ったという。
（出典：ハドスン／水嶋正路訳『ある羊飼いの一生』）
・この子育ての期間、主に気が立って暴れるのは、雌にあぶれた雄の火竜である。
（出典：ヤマグチノボル『ゼロの使い魔 外伝 タバサの冒険 2』）
・トカゲや蛇は子育てをしないのに、闘蛇は、かなり長く子を育て、守るのよ。
（出典：上橋菜穂子『獣の奏者 IV 完結編』）
