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委嘱とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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委嘱

「委嘱作品」などのように使う「委嘱」という言葉。

「委嘱」は、音読みで「いしょく」と読みます。

「委嘱」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「委嘱」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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委嘱の意味

「委嘱」には次の意味があります。

一定期間、特定の仕事を他の人に任せること。(出典:デジタル大辞泉)

「委嘱楽曲」であれば、特定の作品をつくるために作曲家に委託してつくられた楽曲のことです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・岡本道雄先生からの委嘱で、この研究所の「基本構想」を提出している。
(出典:飯沼和正『あるのかないのか? 日本人の創造性』)

・美村紀久子は万国博プロデューサーとして万準より正式の委嘱を受けた。
(出典:森村誠一『新幹線殺人事件』)

・教育委員会が自分で問題作成までやることはなく、テスト屋委嘱で十分であると考える。
(出典:渡部昇一『新常識主義のすすめ』)

・もとは、連合艦隊から委嘱されて、脈のありそうな惑星の開発にあたっていた。
(出典:K・H・シェール『ドイツSF/シェール初期長編(全4巻) 2 地球人捕虜収容所』)

・政府からの委嘱を受けて、漂民の話を書き記す役を持った篠本廉であった。
(出典:井上靖『おろしや国酔夢譚』)

類語

委任(いにん)
意味:信頼する人に仕事などをまかせること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

委託(いたく)
意味:人に頼んで代わりにやってもらうこと。(出典:デジタル大辞泉)

依属(いぞく)
意味:よりどころにして頼むこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

嘱託(しょくたく)
意味:仕事を頼んで任せること。(出典:デジタル大辞泉)

委ねる(ゆだねる)
意味:処置などを人にまかせる。(出典:デジタル大辞泉)

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