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奮迅とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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奮迅

「映画作りに奮迅する」などのように使う「奮迅」という言葉。

「奮迅」は、音読みで「ふんじん」と読みます。

「奮迅」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「奮迅」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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奮迅の意味

「奮迅」には次の意味があります。

勢いはげしくふるいたつこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「奮迅の活躍」であれば、「激しく、勇ましさのある活躍っぷり」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・以前の奮迅の勇気は無く、港の外へ来て悲しげに泣く。
(出典:中里介山『大菩薩峠』)

・主水正が奮迅の活躍をするのを見て、甚兵衛は必死の勇をふるって主水正の背に体当りをした。
(出典:五味康祐『刺客(せっかく)』)

・巡察艦〈ヘールビュルシュ〉の可動砲は全力を挙げて機雷破壊に奮迅している。
(出典:森岡浩之『星界シリーズ 3 異郷への帰還』)

・江戸から京都にかけて苦楽を共にした二十人内外が、おそらく奮迅のはたらきをするであろう。
(出典:司馬遼太郎『燃えよ剣 2 (下)』)

・みずから指揮し、みずから戦い、金雁橋をこえること二里まで奮迅してきた。
(出典:吉川英治『三国志』)

・直ちに、 「諸軍、命をすてて戦え」と、この新手へ向き直って奮迅した。
(出典:吉川英治『三国志』)

奮迅の勢いでたたかった。
(出典:司馬遼太郎『国盗り物語』)

・果して大鯨が奮迅の勢いで、波をきってやって来た。
(出典:中里介山『大菩薩峠』)

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