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大雑把とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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大雑把

「大雑把に作る」などのように使う「大雑把」という言葉。

「大雑把」は、音読みで「おおざっぱ」と読みます。

「大雑把」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「大雑把」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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大雑把の意味

「大雑把」には次の意味があります。

こまかいことにこだわらないさま。大づかみの態度で物事をするさま。粗雑なさま。おおまか。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「大雑把」の「雑把」とは「雑にひとまとめにする」という意味であり、「大雑把」は、大きく雑にひとまとめにするということから、「細かいことにはこだわらないで行動する」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・意外、と言っては失礼かもしれないが、大雑把に作った割りには結構イケた。(出典:今野緒雪『お釈迦様もみてる 2 学院のおもちゃ』)

・俺、十代のころ、板前の見習いをしたこともあるし、性格が大雑把じゃないからね。(出典:花村萬月『ブルース』)

・まず、二人がいるところまで行くには、大雑把でも良いから、その位置を知っておく必要がある。(出典:佐竹彬『カクレヒメ 第2巻』)

大雑把に診察したあと、質の悪い夏風邪でしょう、と言って薬を置いて帰っただけだった。看病は家政婦さんがしてくれた。(出典:小川洋子『沈黙博物館』)

・村の領域は領主から大雑把に決められているだけで、その中で各自がそれぞれ決められた大きさに分割するようにと定められている。(出典:支倉凍砂『狼と香辛料XI Side ColorsII』)

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類語

大まかおおまか
意味: こまかいことにこだわらないさま。ちみつでないさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

大掴おおづかみ
意味: 細部にこだわらないでだいたいの所をまとめて理解すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

粗放そほう
意味:綿密でなく、あらっぽいこと。大まかでしまりがないこと。(出典:デジタル大辞泉)

粗削りあらけずり
意味:物事の質や内面などが洗練されていないこと。仕事の出来上がりなどが大まかなこと。(出典:デジタル大辞泉)

アバウト
意味:いいかげんなさま。おおまかなさま。(出典:デジタル大辞泉)

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