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夢幻とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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夢幻

「夢幻状態」などのように使う「夢幻」という言葉。

「夢幻」は、音読みで「むげん」と読みます。

「夢幻」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「夢幻」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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夢幻の意味

「夢幻」には次の意味があります。

夢とまぼろし。非常にはかないことのたとえ。(出典:デジタル大辞泉)

「夢幻」は、単に「夢と幻」という意味で使う場合と、「夢と幻のようにはかないこと」という比喩的な意味で使う場合があります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・あれほど夢幻な風景の中では、そんな行為もごく自然なものに思えた。 
(出典:阿刀田高『花の図鑑(上)』)

・いかなる魔法の力がこの夢幻と快楽の王座に彼女を据えたのであろうか? 
(出典:ボードレール/村上菊一郎訳『パリの憂鬱』)

・ このことは、ファンタジーにおいて夢幻の空間を構築する際にも言える。
(出典:荒俣宏『別世界通信』)

・ 失踪者が異界に行ったというのは夢幻状態のなかでのことであろう。
(出典:小松和彦『神隠しと日本人』)

・ 行助は、このとき、自分がどこか夢幻の世界にいるような気がした。
(出典:立原正秋『冬の旅』)

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類語

幻想(げんそう)
意味:実際にはありそうもないことを、あれこれと想像すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

幻覚(げんかく)
意味:実際に感覚的刺激や対象がないのに、あるように知覚すること。幻視・幻聴など。(出典:デジタル大辞泉)

徒桜(あだざくら)
意味:散りやすい桜の花。はかないもののたとえ。(出典:デジタル大辞泉)

イリュージョン
意味:幻影。幻想。錯覚。幻覚。(出典:大辞林 第三版)

ファンタジー
意味:空想。幻想。夢。(出典:大辞林 第三版)

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